【取材報告】シリア『壊された日常』_IS(過激派勢力 “イスラム国” )_Voice of People vol.3
(取材報告)シリア_IS(過激派勢力 “イスラム国” )_Voice of People_Vol.3『壊された日常』
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『Voice of People』
Dialogue for Peopleのジャーナリストが訪れた世界を、その地域に暮らす人々の声とともにお届けします。
【今回訪れた場所】
ラッカ/シリア
現地取材報告映像『Voice of People』、今回はIS(過激派勢力“イスラム国”)関連の取材の模様をお伝えします。
2019年10月末、ISの指導者と見られているアブー・バクル・バグダディ氏が米軍の作戦により殺害されたと報じられました。
数年に渡る同地域の混乱は、これで「終息」に向かうかのように思われますが、事態はそう簡単ではありません。
いまだイラク、シリア国内では、ISの残党勢力、同調する過激派による自爆テロや、散発的な戦闘が続いています。
また、ISにより支配されていた街の奪還のために、米軍主導の有志連合軍により行われた大規模な空爆は、
市街地を破壊し、多くの無辜の市民の犠牲を伴いました。
弾丸が飛び交い、至る所で血が流されていた記憶はすぐに薄れるものではなく、
今後数年、数十年に渡る心理的な影響や、それに伴う様々な問題は決して看過できないものでしょう。
今回はISが“首都”としていたシリア北部の街、
ラッカの様子と、そこに暮らす人々の声をお届けします。
取材:安田菜津紀、佐藤慧
現地取材協力:Mustafa Alali
編集:佐藤慧
制作:Dialogue for People
取材地:Raqqa/シリア
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