【取材報告】シリア『武器を取る人々』- IS(過激派勢力 “イスラム国” ) _Voice of People vol.4
【取材報告】シリア『武器を取る人々』- IS(過激派勢力 “イスラム国” ) _Voice of People_Vol.4
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『Voice of People』
Dialogue for Peopleのジャーナリストが訪れた世界を、その地域に暮らす人々の声とともにお届けします。
【今回訪れた場所】
シリア(アムダ/ハサカ/ラッカ)
争いから逃れ、故郷を後にする人々は「誰も殺したくないし、殺したくない」と言います。
しかし、身近な人々が蹂躙される様子を目の当たりにし、自ら武器を取り戦火に身を投じる人々もいます。
YPJ(クルド女性防衛部隊)の女性は、人々を守るためには自分が武器を手にするしかなかったと語り、
また、その銃口の先にいたIS兵は、「シリアの人々を守るために戦場へと向かった」と告白します。
現在、現地の情勢はなお混迷を極め、
昨年(2019年)10月以降、シリア北東部のクルド勢力を排除したいトルコの軍事侵攻により、
新たに20万人以上が難民、国内避難民となっています。
それぞれの「正義」や「信念」、そしてそれを利用する、より強大な構造。
武器を取る人々が本当に掴み取りたかったものは何なのか。
2019年1月の取材から考えていきます。
取材:安田菜津紀、佐藤慧
現地取材協力:Mustafa Alali
編集:佐藤慧
制作:Dialogue for People
取材地:シリア(アムダ/ハサカ/ラッカ)
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