【インタビュー】難民や貧困、新型コロナウィルス(COVID-19)による世界での影響は?_D4P Global Interview_Vol.3_韓国/ガザ地区(パレスチナ)/岩手県陸前高田市
【インタビュー】難民や貧困、新型コロナウィルス(COVID-19)による世界での影響は?_D4P Global Interview_Vol.3_韓国/ガザ地区(パレスチナ)/岩手県陸前高田市
(画像をクリックすると動画が再生されます。)
『D4P Global Interview』
世界の様々な場所で出会った取材パートナーや協力者、地元の人々の、自撮りによるレポート映像です。
【今回のテーマ】
新型コロナウィルス(COVID-19)による世界での影響は?
韓国/ガザ地区(パレスチナ)/岩手県陸前高田市
0:10 韓国/チョウ・ミス:収録日(2020/4/12)
5:10 ガザ地区(パレスチナ)/Amal:収録日(2020/4/14)
8:19 岩手県陸前高田市/佐藤一男:収録日(2020/4/14)
新型コロナウイルスは生活にどのような影響を及ぼしているのか、Dialogue for Peopleには世界各地から声が寄せられています。中でも故郷に帰ることができない難民、国内避難民の方々、貧困の中に生き、居場所や経済力が限られている人々への影響が懸念されています。
今回は各地の街の様子や、人々の日常にどのような支障が出ているかなど、3つの地域からの動画をお届けします。
韓国からは、日韓の市民社会活動をつなぐ交流のコーディネートや通訳、平和教育に関する活動に携わるミスさんによるレポート。韓国政府は迅速な対応を行いながらも、移住外国人や、ミスさんのような在日コリアンは支援の対象から外れてしまうなどといった問題も見えてきているとのことです。国を越えて助け合う姿勢が大切と語ります。
パレスチナのガザ地区からは、Dialogue for Peopleの取材パートナーでもあるAmalさんによるレポートをお送りします。新型コロナウイルスによる危機以前から、元々占領、隔離という状況下にいたAmalさんは、医療の脆弱なこの地で感染が拡がれば、ガザ地区全域を覆ってしまうのではないかという恐怖を抱えていると言います。
岩手県陸前高田市からは、避難所運営アドバイザー(防災士)の佐藤一男さんによるレポートです。東日本大震災を経験し、避難所や仮設住宅で様々な困難に直面してきた佐藤さんが、今回の新型コロナウイルスによる騒動の中で、最も残念だったことが、「備えのない人がたくさんいる」ということだと語ります。何度も地震や水害に襲われてきた日本でも、まだ防災意識が十分なのではないか、と警鐘を鳴らします。
インタビュー協力:
チョウ・ミス(韓国)
Amal(ガザ地区/パレスチナ)
佐藤一男(岩手県陸前高田市)
編集:安田菜津紀/佐藤慧
制作:Dialogue for People
Dialogue for People 公式YouTubeチャンネルでは、世界情勢や社会問題をテーマにした番組を、様々なスピーカーをお招きしてお届けます。取材報告、本や映画の紹介、多彩なゲストを迎えてのトークなど、豊富なコンテンツを用意しております。ぜひご視聴ください。