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#023

Radio Dialogue ゲスト:小川たまかさん「日常にあふれるミソジニー」(2021/8/25)

D4P公式YouTubeでは、「Radio Dialogue」を、毎週水曜生配信。気になるニュースや出来事を、ラジオ形式で紹介します。ゲストを迎える回ではインタビューを交えながら、様々なテーマを深掘りしていきます。

Radio Dialogue_023
「日常にあふれるミソジニー」
(ゲスト:小川たまかさん|MC:安田菜津紀・佐藤慧 2021年8月25日配信)

ミソジニー (misogyny) とは、「女性や”女らしさ”に対する嫌悪や蔑視のこと」、と説明されますが、まだまだ日常に馴染んだ言葉だと感じられない方が多いのではないでしょうか? 東京都内の小田急線車内で乗客10人を刺傷し、殺人未遂容疑で逮捕された容疑者は、「幸せそうな女性を見ると殺してやりたいと思っていた」と警察に語ったといいます。この事件の直後、「ミソジニー」という言葉は急速に広がっていきましたが、果たしてその本質とはどのようなものなのでしょうか? そして、日常にあふれるミソジニーと、私たちはどのように向き合っていけばいいのでしょうか? 性暴力の取材などを続ける、ライターの小川たまかさんと考えていきます。

冒頭ニュース
▶長野県上田市「無言館」で開催中の美術展『止まった時代の主人公たち ~1945×2021~』(関連記事
▶「改正ストーカー規制法」 ——被害の実態に則した法改正を

特集
▶ 日常にあふれるミソジニー
ゲスト:小川たまかさん(ライター)

【ゲストプロフィール】
▶ 小川 たまか(おがわ たまか)
ライター。編集プロダクションの役員を経て2018年からフリーに。主に性暴力を取材。Yahooニュース個人などで執筆。著書に『「ほとんどない」ことにされている側から見た社会の話を。』(タバブックス)

■ 2021年夏特集「この社会は本当に『戦後』を迎えたのか?」

1945年の8月から、今年で76年という月日が経ちます。戦時下の記憶を語り継ぐ人も年々少なくなり、それが単に歴史教科書上の記録ではなく、実際に生身の人々の日常に降りかかった出来事であったということが、どこか遠のいてはいないでしょうか。過去から続く歪みを丁寧に解きほぐしていった先にこそ、この社会は本当の「戦後」を迎えることができる——Dialogue for Peopleではこの8月、そんな「戦後」について考えるきっかけとなる発信を行っています。特集ページをぜひご覧ください。


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