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Radio Dialogue ゲスト:児玉晃一さん「年間1000件の難民審査、その問題点は?」(2023/5/24)
Radio Dialogue_111
「年間1000件の難民審査、その問題点は?」
(ゲスト:児玉晃一さん|安田菜津紀・佐藤慧 2023年5月24日配信)
参議院で審議中の入管法改定案の根拠のひとつは難民審査参与員、柳瀬房子氏による「難民認定率が低いのは分母である申請者の中に難民がほとんどいない」という旨の発言です。ところが柳瀬氏の発言をつぶさに確認していくと、ほかの参与員と比べて異常な数の難民審査をこなしていたことが浮かび上がってきます。果たしてその数字は正しいのか? もし正しいとしても、それらは適切な審査だったのか? 入管収容問題に取り組む弁護士の児玉晃一さんと考えていきます。
特集
▶「年間1000件の難民審査、その問題点は?」
ゲスト:児玉晃一さん(弁護士)【ゲストプロフィール】
▶児玉 晃一(こだま こういち)
1966年生まれ。早稲田大学卒業。1994年弁護士登録。1995年から入管収容問題、難民問題に取り組む。移民政策学会元共同代表、元事務局長。2014年からは”全件収容主義と闘う弁護士の会 「ハマースミスの誓い」”代表。2021年春の通常国会衆議院法務委員会では改定入管法に反対の立場で参考人として意見を述べた。著書・論文に「難民判例集」(2004年 現代人文社)、「『全件収容主義』は誤りである」(2009年 『移民政策研究』創刊号)、「恣意的拘禁と入管収容」(法学セミナー 2020年2月号 2020 日本評論社)などがある。2009年〜マイルストーン総合法律事務所(渋谷区代々木上原所在)代表弁護士。♪Podcastチャンネルはこちら
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