#163
Radio Dialogue ゲスト:蟻塚亮二さん「福島・沖縄・戦争―そのトラウマと向き合う」(2024/6/5)
Radio Dialogue_163
「福島・沖縄・戦争――そのトラウマと向き合う」
(ゲスト:蟻塚亮二さん|安田菜津紀・佐藤慧 2024年6月5日配信)
2010年に沖縄戦による晩年発症型PTSDを発見・報告した精神科医の蟻塚亮二さんは、福島県相馬市・メンタルクリニックなごみにて診療を続ける中で、沖縄と福島、遠く離れた地に共通する構造や痛みに気づいていきます。数十年経ってから発症する戦争のトラウマや、日常的に「かさぶたをはがされ続ける」原発事故の影響、そして過去の戦争を総括してこなかった日本やアメリカ――。蟻塚亮二さんと考えていきます。※今回の配信は海外取材中のため事前収録の配信(プレミア公開)となります。
特集
▶「福島・沖縄・戦争――そのトラウマと向き合う」
ゲスト:蟻塚亮二さん(精神科医)【ゲストプロフィール】
▶蟻塚亮二(ありつか りょうじ)
1947年福井県生まれ。弘前大学医学部卒業。2010年に沖縄戦による晩年発症型PTSDを発見し、報告。2013年ケンブリッジ大学で開かれた「島の戦争研究会」や、2014年に開催された「ヨーロッパ・ストレス・トラウマ・解離学会」にて、「沖縄戦によるPTSD」について報告。2013年4月から福島県相馬市・メンタルクリニックなごみ所長。著書に、『沖縄戦と心の傷』『悲しむことは生きること』など。
映画『生きて、生きて、生きろ。』(監督:島田陽磨)
http://ikiro.ndn-news.co.jp/
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