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パレスチナ現地取材―イスラエルによる「民族浄化」に歯止めを

東エルサレム・シルワン地区ブスタンで、代々暮らしてきた土地が奪われる危機にあるファクリさん。(佐藤慧撮影)

年末年始にかけ、イラク北部クルド自治区、そしてパレスチナ・ヨルダン川西岸地区/イスラエルの取材を行ってきました。詳細は今後記事や動画、Radio Dialogueなどでお伝えしていきます。

ガザ地区での凄惨極まりないジェノサイドは、今この瞬間も続いています。同時に、ヨルダン川西岸地区では、何十年にも渡る占領政策の過程で、土地や権利が奪われ、人間性を否定され、まさに「民族浄化」としか形容できない事態が進行しています。

圧倒的な権力格差の下、重火器に身を包んだイスラエル軍や入植者たちに、パレスチナの人々は日々尊厳や命を奪われています。

イスラエルが「建国」された1948年は、戦後3年目にして朝鮮半島が分断された年でもあります。植民地支配・占領という大きな過ちを犯した日本という国が国際社会の中で果たすべき役割は、イスラエルと軍事的・経済的に連携し、その行為を「容認」することではなく、今すぐこの人権侵害を止めるべく、行動を起こすことでしょう。

2025年も、人権を基軸とした取材・発信を続けていきます。

何度建て直しても破壊される。ヘブロン南部ダハリーヤで入植者の暴力に晒されるオディさん一家。(佐藤慧撮影)
入植者に土地を追われ、仮設のプレハブで過ごすアジザさん。(佐藤慧撮影)

▼イラク北部クルド自治区からの取材短報はこちら


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