Radio Dialogue ゲスト:鈴木啓之さん「ナクバとパレスチナ」(2025/5/14)
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「ナクバとパレスチナ」
(ゲスト:鈴木啓之|安田菜津紀・佐藤慧 2025年5月14日配信)
イスラエル軍によるパレスチナの人々への民族浄化が続いています。今週5月15日は「ナクバの日」――パレスチナの方たちにとって、歴史的な悲劇を振り返り、現在の状況を考える重要な日です。1948年、イスラエル建国をめぐる戦争によって、推定70万人以上のパレスチナ人が故郷を追われ、難民となりました。また、多くのパレスチナ人の村や都市が破壊され、現在の占領や封鎖、軍事攻撃へと繋がっています。ジェノサイドが放置され、国際社会が根底から揺さぶられる今、東京大学中東地域研究センター特任准教授の鈴木啓之さんと一緒に考えていきます。
特集
▶「ナクバとパレスチナ」
ゲスト:鈴木啓之さん(東京大学中東地域研究センター特任准教授)【ゲストプロフィール】
鈴木啓之(すずき ひろゆき)
博士(学術)。日本学術振興会特別研究員PD(日本女子大学)、同海外特別研究員(ヘブライ大学ハリー・S・トルーマン平和研究所)を経て、2019年9月より東京大学中東地域研究センター特任准教授。著書に『蜂起〈インティファーダ〉:占領下のパレスチナ1967–1993』(東京大学出版会、2020年)、共編・編著に『パレスチナを知るための60章』(明石書店、2016年)、『パレスチナ/イスラエルの〈いま〉を知るための24章(明石書店、2024年)、『ガザ紛争』(東京大学出版会、2024年)、共訳書にラシード・ハーリディー著『パレスチナ戦争』(法政大学出版会、2023年)。主に中東の地域研究に従事し、パレスチナ問題を軸に中東の近現代史を研究している。
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