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2020.1.31

【お知らせ】「BABAGANOUJ PROJECT 2019」活動報告書

2020.1.31

News #Sato

©︎KEIKO TANABE

昨年実施した「BABAGANOUJ PROJECT 2019 中東音楽交流事業 −武器ではなく楽器をその手に−」の報告書が完成いたしました。
今回のプロジェクトはクラウドファンディングを通じて多くの方々にご支援をいただいたことから、前回までとは違った面持ちで現地に向かい活動を行うことができました。ご支援をいただいた皆様、SNSを通じてコメントを寄せてくださった皆様、キックオフや報告会にご参加くださった皆様、関心を持ち情報を広げてくださった皆様に改めて御礼を申し上げます。

今回の滞在で訪れたイラク北部、クルディスタンに暮らすクルドの人々は、トルコによる軍事侵攻でニュースとなっているシリア北部に暮らすクルドの人々と同じ民族です。これまでにも、ニュースにならない虐待、虐殺に運命を翻弄されてきた人々です。ダラシャクラン難民キャンプで出会った人々は、そんなシリア北部の戦乱から逃れてきた人も多く、今もその地に親族や友人がいるという方も少なくありません。「誰も戦争なんか望んでいないと伝えてくれ」と、現地の友人から言われました。「戦争とは、人生で最も醜い行為だよ」と。
2020年初頭、アメリカ軍によるイランの要人暗殺のニュースは、世界中に緊張を走らせました。仮初(かりそめ)の平和を維持するために、互いに武力をちらつかせなければいけないこの状況は、本当に人類の目指す共存の姿なのでしょうか。

「武器ではなく楽器をその手に」。この度のプロジェクトでは、たくさんの方と「音楽の鳴る場所」を共有させて頂きました。またその状況を報告会などを通じて皆様にお届けする中で、関心の輪が少しずつ広がっていく実感を持つことができました。この報告書もその一助となれれば幸いです。

次なるババガヌージュの旅は未定ですが、少しずつ、そうした未来に舵を切っていくためにも、今後も活動を続けていけたらと考えております。引き続きの応援をどうぞよろしくお願いいたします。

報告書のダウンロードはこちらから


あわせて観たい・読みたい
本プロジェクトを主催した弊会では引き続き、中東の状況を伝えております。宜しければ以下の記事/動画もご覧ください。

【取材報告】2019年10月クルド自治区_Voice of People_Vol.1『故郷を追われて』[安田菜津紀、佐藤慧]
【取材レポート】世界の目が背くことが脅威 シリア・イラク取材報告[2019.1.14/安田菜津紀]

世界各地での取材活動は皆様のご寄付によって成り立っております。世界の「無関心」を「関心」に変える、伝える活動へのご支援・ご協力をよろしくお願いいたします。

2020.1.31

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