【取材報告】福島『ここで生きていく』- 東日本大震災 _Voice of People vol.7
【取材報告】福島『ここで生きていく』- 東日本大震災 _Voice of People_Vol.7
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『Voice of People』
Dialogue for Peopleのジャーナリストが訪れた世界を、その地域に暮らす人々の声とともにお届けします。
【今回訪れた場所】
福島県大熊町
2011年3月11日、東京電力福島第一原子力発電所がある福島県大熊町を、震度6の揺れと10メートルを超える津波が襲いました。続く原発事故の影響を受け、大熊町は全域が「警戒区域」に指定され、住民は避難を余儀なくされます。
今回は、あの日、父・王太朗(わたろう)さん、妻・深雪(みゆき)さん、次女・汐凪(ゆうな)さんを亡くした、木村紀夫さんにお話を伺います。
学校に残され無事だった長女・舞雪(まゆ)さんと、王太朗さんと一緒に自宅に向かった汐凪さんのこと。
原発事故により、置き去りにされた命があること。
「ここで生きていく」夢があること。
10年経ったいまも、限られた一時立入りの時間を使い、汐凪さんを探し続けている木村さん。一方で、放射線により汚染された土壌などを保管するため、帰還困難区域内の「中間貯蔵施設」では作業が続いています。
被災地と原発。
これから先私たちは、どんな未来を目指すべきなのでしょうか。
取材:安田菜津紀、佐藤慧
取材協力:木村紀夫さん、ベル
編集:佐藤慧
制作:Dialogue for People
取材地:福島県大熊町
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