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#024

Radio Dialogue ゲスト:深沢潮さん「戦時下の女性たち―その後に続く差別」(2021/9/1)

D4P公式YouTubeでは、「Radio Dialogue」を、毎週水曜生配信。気になるニュースや出来事を、ラジオ形式で紹介します。ゲストを迎える回ではインタビューを交えながら、様々なテーマを深掘りしていきます。

Radio Dialogue_024
「戦時下の女性たち―その後に続く差別」
(ゲスト:深沢潮さん|MC:安田菜津紀・佐藤慧 2021年9月1日配信)

毎年8月になると、「8月ジャーナリズム」と呼ばれる戦争に関する記事や番組をよく見かけるようになります。しかし76年経った今でも、まだまだ見過ごされていること、語られていないことが山積しています。当時も、そして今でも「いなかったこと」にされている人たちの受けた被害や心の痛みは、歴史の暗がりに追いやられたままとなってはいないでしょうか。家父長制や男性優位社会の影で「いなかったこと」にされてきた女性たちは、戦時中、そしてその後の社会の中でどのような搾取や差別を受けてきたのか。女性やマイノリティの生きづらさを描く、小説家の深沢潮さんをゲストに考えていきます。

冒頭ニュース
▶【取材報告】関東大震災から98年、朝鮮人虐殺追悼式典(関連動画
▶️ 山口県宇部市・長生炭鉱”水非常”(関連動画

特集
▶ 戦時下の女性たち―その後に続く差別
ゲスト:深沢潮さん(小説家)

【ゲストプロフィール】
▶ 深沢 潮(ふかざわ うしお)
小説家。父は一世、母は二世の在日コリアンの両親より東京で生まれる。上智大学文学部社会学科卒業。会社勤務、日本語講師を経て、2012年新潮社「女による女のためのR18文学賞」にて大賞を受賞。翌年、受賞作「金江のおばさん」を含む、在日コリアンの家族の喜怒哀楽が詰まった連作短編集「ハンサラン愛するひとびと」を刊行した。(文庫で「縁を結う人」に改題。2019年に韓国にて翻訳本刊行)。以降、女性やマイノリティの生きづらさを描いた小説を描き続けている。

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