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カルチャーから知る朝鮮半島のことvol.14 – 『消されたマッコリ。』から見える歴史 – 伊地知紀子(大阪コリアタウン歴史資料館副館長)× 安田菜津紀 × 金敬黙(早稲田大学韓国学研究所)

カルチャーから知る朝鮮半島のことvol.14 – 『消されたマッコリ。』から見える歴史 – 伊地知紀子(大阪コリアタウン歴史資料館副館長)× 安田菜津紀 × 金敬黙(早稲田大学韓国学研究所)

【シリーズ:カルチャーから知る、朝鮮半島のこと】は、動画配信を通して、朝鮮半島や、そこにルーツを持つ人々の文化への理解を広げていくシリーズです。今回は、大阪コリアタウン歴史資料館副館長の伊地知紀子さんをゲストにお迎えし「『消されたマッコリ。』から見える歴史」と題してお話を伺います。

《概要》
今やコンビニでも気軽に買えるマッコリ。朝鮮半島では家々・地域ごとに多種多様なマッコリが造られてきたといいます。そして、日本による植民地支配のもとで渡日を余儀なくされた人々にも、その味は受け継がれていきました。けれどそうした民衆の知恵による家醸酒文化は、戦時中も、戦後も、厳しく弾圧されてきました。1952年3月、多奈川事件――生きるためにマッコリを造る人々の集落を警察が急襲、朴燦福さんが射殺されました。大阪コリアタウン歴史資料館副館長の伊地知紀子さんは、「もっと日本各地で掘り起こすべき”多奈川事件”があると思う」と語ります。マッコリから見えてくる人々の生活とその歴史、そしてこれからのマッコリ文化の広がりについてなど、じっくりとお話を伺いました。

《内容》
伊地知さんはどのような研究・活動を?
マッコリってどんなお酒?
「どぶろく」との違いは?
酒造りと日常
在日コリアンとマッコリ
個性豊かなマッコリの広がり
マッコリを糸口とした戦後の弾圧
多奈川事件① 瓦の村から軍需工場の町へ
多奈川事件② 朝鮮人強制動員
多奈川事件③ 「多奈川一級」酒と弾圧
多奈川事件④ 警察に殺された朴燦福さん
多奈川事件⑤ 司法の判断
マッコリを通して語られる生活史
大阪コリアタウン歴史資料館
最後に

主催:認定NPO法人Dialogue for People × 早稲田大学韓国学研究所
後援:Korea Foundation
進行:金敬黙、安田菜津紀
出演:伊地知紀子さん(大阪コリアタウン歴史資料館副館長)

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