Radio Dialogue_055
「相次ぐ性暴力の告発を受けて」
(ゲスト:小川たまかさん|安田菜津紀・佐藤慧 2022年4月13日配信)
2017年6月、性暴力に関する刑法が、1907年(明治40年)の制定以来、実に110年ぶりに大幅改正されました。しかし、改正後もなお罪の成立のためには暴行・脅迫、心神喪失、抗拒不能の証明などの厳しい要件が求められています。世界的なMe Too運動、フラワーデモなどの高まりにより、日本でも権力構造を悪用したハラスメント被害の告発が、いまだ氷山の一角とはいえ、相次いでいます。被害者の尊厳を奥底から傷つけるこうした行為は、男性優位社会の中でどのように見過ごされ、また、被害者たちの声を封じ込めてきたのか。性暴力に関する問題を取材・執筆しているライターの小川たまかさんと一緒に考えていきます。
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ゲスト:小川たまかさん(ライター)【ゲストプロフィール】
▶小川たまか(おがわ たまか)
1980年東京生まれ。大学院卒業後、2008年に共同経営者と編集プロダクションを起ち上げ取締役を務めたのち、2018年からフリーライターに。Yahoo!ニュース個人「小川たまかのたまたま生きてる」などで、性暴力に関する問題を取材・執筆。著書に『「ほとんどない」ことにされている側から見た社会の話を。』(タバブックス)、共著に『わたしは黙らない―性暴力をなくす30の視点』(合同出版)。
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