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イベント情報

2023.5.14

安田菜津紀著『国籍と遺書、兄への手紙―ルーツを巡る旅の先に』刊行記念イベント

安田 菜津紀 Natsuki Yasuda

安田 菜津紀Natsuki Yasuda

佐藤 慧 Kei Sato

佐藤 慧Kei Sato

田中 えり Eri Tanaka

田中 えりEri Tanaka

2023.5.14

イベント情報 #安田菜津紀

安田菜津紀新著『国籍と遺書、兄への手紙―ルーツを巡る旅の先に』の刊行を記念し、各所でイベントを開催します。書籍とあわせて、よろしければぜひご参加ください。
 

【イベント情報】

  • ● 5/21(日) 【青山ブックセンター本店(東京)】
  • ● 5/28(日) 【絵本のこたち(京都)】
  • ● 6/10(土) 【Social Book Cafe ハチドリ舎(広島)】
  • ● 6/15(木) 【梅田ラテラル(大阪)】
  • ● 7/21(金) 【MARUZEN&ジュンク堂】
  • ※イベント情報は随時更新中。
    ※イベントについてのお問い合わせは、各イベント主催者までお願いいたします。

     


     

    ● 5/21(日) 【青山ブックセンター本店(東京)】
    『国籍と遺書、兄への手紙――ルーツを巡る旅の先に』刊行記念トークイベント

    日韓の狭間で生きた人々の声
    ノンフィクション、小説で伝える在日コリアンと社会の姿
    安田菜津紀 × 深沢潮

    ・日時:2023年5月21日 (日)14:00〜15:30
    ・会場:青山ブックセンター本店 大教室
    ・料金:1,540円

    【追加サイン会開催決定!】
    青山ブックセンターで本書をご購入いただいた方を対象に、イベント開始前の【13:30から13:55まで】会場でサイン会を実施します。
    (サイン会はイベント後にも実施いたします。)

    フォトジャーナリストとして世界各地の紛争や災害を取材してきた安田菜津紀さんが、自身のルーツをたどる旅をまとめた『国籍と遺書、兄への手紙―ルーツを巡る旅の先に』を刊行しました。安田さんが中学生のときに亡くなった父は、最期まで自身が在日コリアンであることを語りませんでした。父の家族の軌跡をたどると、根深い差別の問題のみならず、女性たちの声がかき消されがちな社会構造が見えてきたといいます。自身も朝鮮半島にルーツを持ち、近現代史の中に生きる在日コリアンや女性たちの姿を小説に描いてきた深沢潮さんをゲストに、ルーツとは?そこから見えてくる社会の姿とは?などを考えていきます。
     
    【深沢潮さんプロフィール】
    小説家。父は一世、母は二世の在日コリアンの両親より東京で生まれる。上智大学文学部社会学科卒業。会社勤務、日本語講師を経て、2013年新潮社より、在日コリアンの家族の喜怒哀楽が詰まった連作短編集『ハンサラン愛するひとびと』を刊行。(文庫で『縁を結うひと』に改題)。ほかの作品に、父親をモデルにした小説『海を抱いて月に眠る』 (文春文庫)、『翡翠色の海へうたう』『わたしのアグアをさがして』(ともにKADOKAWA)などがある。最新作は4月に刊行した大河長編『李の花は散っても』(朝日新聞出版)。
     

     


     

    ● 5/28(日) 【絵本のこたち(京都)】
    安田菜津紀✖️栢木清吾『国籍と遺書、兄への手紙 ルーツを巡る旅の先に』 刊行記念トークイベント

    ・日時:2023年5月28日 (日)15:00〜16:30
    ・会場:絵本のこたち/オンライン

    ◆ イベント概要
    5月8日に、認定NPO法人Dialogue for People副代表、フォトジャーナリスト安田菜津紀さんの新著『国籍と遺書、兄への手紙ールーツを巡る旅の先に』(へウレーカ)が刊行されました。父の死後、戸籍を見て初めて知る「在日コリアン」という父の、そして自らのルーツ、父がそれを決して語らなかった理由、夭折した兄の思い出、家族とは何なのか、故郷とは何なのか。本書に綴られているのは、さまざまな資料と丹念な取材を通じて、安田さんがご自身の個人史・家族史を辿り直しながら、自らのルーツについて黙さざるを得ない人々を生み出してきたこの社会の構造的差別を問い直してきた旅の軌跡です。

    今回のイベントでは著者の安田さんをお迎えし、お父様のゆかりの地でもある京都伏見での取材でのこと、本書でも論じられている京都朝鮮学校襲撃事件やウトロ地区放火事件など京都で起きたヘイトクライムのこと、そして安田さんが「ルーツを巡る旅の先に」みすえる未来について、お話していただきます。聞き手は、翻訳家で移民研究者の栢木清吾さんに務めていただきます。

    私たちは無意識のうちに今も差別に加担してしまっていないでしょうか。どのようにこの社会の差別と対峙していけばよいのでしょうか。誰もが何かに臆することなく、また誰に強制されることもなく、自らのルーツを語り、考えられるような社会をつくっていくために、私たちには何ができるでしょうか。お二人のトークを通して、そうした問いを深める糸口を掴んでいただければと思います。

    ◆ チケット価格
    ① 参加券 ⇒ 1,500円(書籍なし参加のみの価格です。対面でのご参加をご希望の方は、当日払いをご選択ください)
    ② 参加券 + 書籍『国籍と遺書、兄への手紙 ルーツを巡る旅の先に』⇒ 3,200円(送料込み)
    ③ 参加券 + 書籍『国籍と遺書、兄への手紙 ルーツを巡る旅の先に』サイン本⇒ 3,200円(送料込み)
    *サイン本の発送はイベント後になりますので予めご了承ください。
    *書籍『国籍と遺書、兄への手紙 ルーツを巡る旅の先に』2,090円(税込)付きのお得なチケットをご用意しています。
    *チケット購入者は6月30日までアーカイブ動画をご視聴いただけます。

     


     

    ● 6/10(土) 【Social Book Cafe ハチドリ舎(広島)】
    『国籍と遺書、兄への手紙―ルーツを巡る旅の先に』出版記念トーク ルーツの旅から「共に生きる」を考える

     
    フォトジャーナリストの安田菜津紀(認定NPO法人Dialogue for People副代表)が、自身のルーツをたどる旅をまとめた『国籍と遺書、兄へと手紙―ルーツを巡る旅の先に』(ヘウレーカ)を刊行しました。安田が中学二年生の時に亡くなった父は、最期まで、自身が在日コリアンであることを話そうとしませんでした。 「なぜ父は、出自を語らなかったのか…?」 その答えを探ろうと、父のルーツをたどる旅が始まります。そこから見えてきたのは、植民地支配の過酷な歴史や、深刻なヘイトスピーチ被害、さらには、家父長制と時代の狭間で「なかったこと」にされてきた女性たちの姿でした。 ルーツの旅が映し出す社会を見つめ、私たちが目指したい未来の形を改めて考えます。

    ・日時:2023年6月10日(土)19:00〜21:00
    ・会場:Social Book Cafe ハチドリ舎(オンライン同時開催)
    ・料金:会場参加:2,000円+1drink/オンライン参加:1800円
     

     


     

    ● 6/15(木) 【梅田ラテラル(大阪)】
    『国籍と遺書、兄への手紙: ルーツを巡る旅の先に』刊行記念
    「安田菜津紀×斉加尚代 トークライブ」

     
    安田菜津紀さんの新刊『国籍と遺書、兄への手紙: ルーツを巡る旅の先に』、刊行を記念してのトークライブin大阪。
    対談のお相手は映画『教育と愛国』で知られる斉加尚代さん。ヘイトクライム、歴史否定、教育など様々な観点からお話いただきます。お二人への質問コーナー、終演後は書籍へのサイン会あり。

    ・日時:2023年6月15日 (木)19:00〜
    ・会場:梅田ラテラル/オンライン
    ・料金:会場参加:前売り2,300円、当日2,800円/オンライン参加2,300円

     


     

    ● 7/21(金) 【MARUZEN&ジュンク堂】
    『国籍と遺書、兄への手紙』刊行記念オンライントークイベント
    ―在日コリアンと入管 ルーツからその歴史をたどる―

     
    戦中、「日本人」として扱われていた朝鮮半島出身の人々は、戦後、「外国人」として扱われるようになり、出入国管理の対象となっていきました。それは、現代の日本の外国人政策とどのようにつながっているのでしょうか?父の死後に、父方の家族が在日コリアンだったことを知り、そのルーツをたどる旅を『国籍と遺書、兄への手紙:ルーツを巡る旅の先に』として刊行したフォトジャーナリストの安田菜津紀さんと、自身の親族の歩みを聞き取り、その語りから歴史をたどった『家(チベ)の歴史を書く』ほか、『外国人をつくりだす: 戦後日本における「密航」と入国管理制度の運用』などの著書がある朴沙羅さんの対談で掘り下げていきます。

    ・日時:2023年7月21日 (金)19:00〜20:30
    ・料金:オンライン視聴チケット1,650円/書籍付きオンライン視聴チケット3,190円(『国籍と遺書、兄への手紙:ルーツを巡る旅の先に』(ヘウレーカ)を一冊お届けいたします)

    【朴沙羅さんプロフィール】
    1984年、京都生まれ。ヘルシンキ大学文学部講師。社会学、ナショナリズム研究。京都大学大学院文学研究科博士後期課程研究指導認定退学。博士(文学)。立命館大学国際関係学部、神戸大学大学院国際文化学研究科を経て現職。著書に『外国人をつくりだす』(ナカニシヤ出版、2016年)『家の歴史を書く』(筑摩書房、2018年)『記憶を語る、歴史を書く』(有斐閣、2023年)

     


     

    ※イベント情報は随時更新中。
    ※イベントについてのお問い合わせは、各イベント主催者までお願いいたします。
     

    書籍情報

    【2023年5月8日発売】
    安田菜津紀 著
    国籍と遺書、兄への手紙―ルーツを巡る旅の先に
    ヘウレーカ
    2,090円(税込)

    \書籍の一部抜粋を公開中!/
    16歳、父と兄の死後、飛び出したカンボジアで考えた「家族とは何か」


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    2023.5.14

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