「D4Pメディア発信者集中講座2024」参加者の声
date2024.10.28
categoryD4Pメディア発信者集中講座2024メディア発信者集中講座
「伝える」ということへの向き合い方の多様さ、困難さ、自身の権威性に対する罪悪感の飼いならし方など、伝える現場に立っているからこその肌感覚のような、具体的なものを学ぶことができ大変勉強になりました。また、様々な媒体で様々な主題を伝えている方々からお話を聞くことにより具体なるものが多角的に照射され、それらを咀嚼して自分なりに抽象化することができました。
それにより、二日間で得た学びを、今後自分が伝える際に応用することが可能になったような気がします。
とても楽しく、ワクワクした二日間でした。
「伝える」ことを実践したことない人もしたことがある人も各々が課題を見つけ、その課題に対してどのようなアプローチができるか、苦しみながら考えつつも、その考えてる時間も楽しい。そんな講座でした。ありがとうございました!
取材において何が大切なのか。
過去の報道のあり方から学ぶべきこと。
そもそも、メディア、メディアの役割とは何なのか。
講師の方々の知識や、経験、その人自身の言葉を聞くことで、自分の発信活動を考えていくきっかけを得ることができました。
また、「メディアの持つ可能性」にも目を向けることができました!
発信者として自分はどうあるべきか、権利の不均衡や人権侵害を決して許さない姿勢でなければならないと改めて感じる講座でした。同世代の発信者の方との出会いもあり、自分にできることから始めようと大きな刺激になりました。
発信の持つリスクも理解しつつ、それでも伝えたい、と改めて思えた良い講座でした。
多角的な観点から学びが得られたこと、関心ごとが近く、お互いの意見を建設的に、安心して話せる方たちとの意見交換場があったこと、とてもよい学びの機会になりました。
自分自身の個人としてのメディアとの関わり方や個人的な発信、お仕事など幅広い領域で活かせる知識や考え方の視点が得られました。
メディアなどの伝える側がどれほど大きな権限を持っており、その権限が社会にどのような影響を及ぼすのかを改めて考えさせられる機会となりました。日頃からジャーナリズムに関心を持ち、現状や問題意識を持ってはいましたが、プロの方々のお話は重みがあり、文字媒体だけでは得られない深みを得ることができました。
また、同じ世代で自身と似通った問題意識を持ち取り組まれている方々が多くおられ、これからの時代に我々世代が国内外の社会問題等を積極的に伝える活動をしていくことが出来れば、認識が広がって議論が生まれ、社会に良い影響を与えていけるのではないかといった希望を感じることもできました。そして、一人からでもメディアと名乗れる時代だからこそ、自ら積極的に行動していくことも益々重要だと感じました。
テーマが多岐に渡った2日間でしたが、すべてに共通している問題として受け取ったのが「デマ」でした。
齋藤梓さん著『性暴力についてかんがえるために』の中にこんな一節があります。
『心から、「あなたは悪くない」と伝えることができて、しかも、「なぜ、あなたが悪くないと私は考えているのか」を伝えられるということ。そのためには、性暴力について知ることが大切です。』
講座を受けながら何度もこの言葉を思い返し、シェアリングタイムで立ち上がってきたのは、デマを打ち消す知識と言葉をもつ人になりたいという想いでした。齋藤梓さんの言葉を借りると、「デマに対してデマだと、そしてなぜデマなのかを伝えられる人になりたい」ということです。
私がこの講座に参加したいと思ったのもまた、ここで登壇される方々が、多くのデマを打ち消してこられた姿をさまざまなメディアで目にしてきたからでした。講座をうけ、原点に立ち返ったのと同時に、私がなりたい自分をより具体的に想像することができました。
社会の中で弱い立場に置かれた人々の声を伝える意義、気をつけなければならないこと、求められる姿勢など、非常に学びが多い講座でした。また、講師の方はもちろん、熱意ある他の受講者の方からも大きな刺激を受けました。
「伝える」ことにじっくり向き合い続けた2日間でした。登壇者の方々や参加者の皆さん、日々「伝える」ということに向き合っている方や向き合おうとしている方々とともに学び合えるこうした場があることは、非常にありがたいと思いました。同時に、社会を真剣に見つめ、「伝えたい」という思いを持つ同士たちと出会えたことで、みなさんと手を携えて「伝える」ことに向き合っていけば、社会は少しずつでも変わるのかもしれない、そんな心強さとモチベーションをもらえたように感じます。本当にたくさんのことを学ばせていただいた2日間でした。