無関心を関心に—境界線を越えた平和な世界を目指すNPOメディア

Movies動画

#064

Radio Dialogue ゲスト:ヤン ヨンヒさん「映画『スープとイデオロギー』からたどる済州の記憶」(2022/6/22)

date2022.6.22

category動画

seriesRadio Dialogue

Radio Dialogue_064
「映画『スープとイデオロギー』からたどる済州の記憶」
(ゲスト:ヤン ヨンヒさん|安田菜津紀・佐藤慧 2022年6月22日配信)

『ディア・ピョンヤン』『かぞくのくに』などで在日コリアンの家族の肖像を写してきたヤン ヨンヒ監督の新たなドキュメンタリー映画、『スープとイデオロギー』が2022年6月11日に公開となりました。1948年、当時18歳だったヤン ヨンヒ監督の母は、「済州4・3事件」と呼ばれる虐殺の渦中にいました。その母の記憶をたどる旅は、海を越えて済州島へと続いていきます。「タイトルには、思想や価値観が違っても一緒にご飯を食べよう、殺し合わず共に生きようという思いを込めた」というヤン ヨンヒ監督をゲストに、家族の歴史や、記憶を繋いでいくことについてお話を伺います。

冒頭ニュース
▶ウィシュマ・サンダマリさんの事件、名古屋地検「嫌疑なし」
▶国が同性婚を認めないのは「合憲」 大阪地裁判決(関連ニュース

特集
▶映画『スープとイデオロギー』からたどる済州の記憶
ゲスト:ヤン ヨンヒ さん(監督・脚本・ナレーション)

【ゲストプロフィール】
▶ヤン ヨンヒ
大阪出身のコリアン2世。米国NYニュースクール大学大学院メディア・スタディーズ修士号取得。高校教師、劇団活動、ラジオパーソナリティ等を経て、 1995年より国内及びアジア各国を取材し報道番組やTVドキュメンタリーを制作。父親を主人公に自身の家族を描いたドキュメンタリー映画『ディア・ピョンヤン』(2005)は、ベルリン国際映画祭・最優秀アジア映画賞(NETPAC賞)、サンダンス映画祭・審査員特別賞ほか、各国の映画祭で多数受賞し、日本と韓国で劇場公開。自身の姪の成長を描いた『愛しきソナ』(09)は、ベルリン国際映画祭、Hot Docs カナディアン国際ドキュメンタリー映画祭ほか多くの招待を受け、日本と韓国で劇場公開。脚本・監督を務めた初の劇映画『かぞくのくに』(12)はベルリン国際映画祭・ 国際アートシアター連盟賞(CICAE賞)ほか海外映画祭で多数受賞。さらに、ブルーリボン賞作品賞、キネマ旬報日本映画ベスト・テン1位、読売文学賞戯曲・シナリオ賞等、国内でも多くの賞に輝いた。著書にノンフィクション「兄 かぞくのくに」(12/小学館)、小説「朝鮮大学校物語」(18/KADOKAWA)ほか。


♪Podcastチャンネルはこちら
「Radio Dialogue」はPodcastでもお聴きいただけます。
Spotify
Apple Podcast
Google Podcasts
※Podcastの公開は、配信終了後となります。ご了承ください。

この記事をシェアする