#125
Radio Dialogue ゲスト:飯山由貴さん「関東大震災から100年」(2023/8/30)
Radio Dialogue_125
「関東大震災から100年」
(ゲスト:飯山由貴さん|安田菜津紀・佐藤慧 2023年8月30日配信)
1923年9月1日――関東大震災が発生し、混乱のなか広まったのが「朝鮮人が放火や略奪を繰り返し、井戸に毒を撒いているらしい」というデマでした。デマをきっかけに軍隊・警察・自警団などによって朝鮮半島出身の方々が虐殺されています。今回のゲストの飯山由貴さんは、昨年8月から11月にかけて東京都人権プラザで開催された企画展、『飯山由貴「あなたの本当の家を探しにいく」展』において、関東大震災の朝鮮人虐殺を題材にした映像作品『In-Mates』の上映を計画されましたが、中止となりました。その背景にはどのような問題があるのか? 関東大震災から100年を前に考えていきます。
冒頭ニュース
▶海洋放出とヘイトへの懸念特集
▶「関東大震災から100年」
ゲスト:飯山由貴(美術作家)【ゲストプロフィール】
▶飯山 由貴(いいやま ゆき)
神奈川県生まれ。東京都を拠点に活動。 映像作品の制作と共に、記録物やテキストなどから構成されたインスタレーションを制作する。過去の記録や人への取材を糸口に、個人と社会および歴史との相互関係を考察する。社会的なスティグマが作られる過程と、協力者によってその経験が語りなおされること、作りなおされることによる痛みと回復に関心を持っている。 近年は多様な背景を持つ市民や支援者、アーティスト、専門家と協力し制作を行っている。近年の主な展覧会として、2023年 グループ展『この病気にならないと理解できないと思います。どうせ、他人事でございましょう」(シアターねこ、松山)、2022年 個展『あなたの本当の家を探しにいく』(東京都人権プラザ、東京)、『地球がまわる音を聴く:パンデミック以降のウェルビーイング』(森美術館、東京)、2020年『ヨコハマトリエンナーレ2020 Afterglow – 光の破片をつかまえる』(横浜美術館、神奈川)など。♪Podcastチャンネルはこちら
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