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#139

Radio Dialogue ゲスト:吉見義明さん「河野談話30年と歴史否定」(2023/12/6)

date2023.12.8

category動画

seriesRadio Dialogue

Radio Dialogue_139
「河野談話30年と歴史否定」
(ゲスト:吉見義明さん|安田菜津紀・佐藤慧 2023年12月6日配信)

河野談話の発表から今年で30年を迎えます。1993年、河野洋平官房長官(宮沢喜一内閣)が発表したこの談話は、旧日本軍が慰安婦問題に関与していたことを認め、おわびと反省の気持ちを表したものです。ところがあれから30年、そうした見解を否定・歪曲する論が多く見受けられるようになりました。そうした論は学術の領域や政治の分野でも見られ、自国優先主義や排外主義とも結びつきがちです。今回は中央大学名誉教授であり、日本近代史研究がご専門の吉見義明さんと一緒に考えていきます。

冒頭ニュース
▶母子不当聴取事件の裁判取材報告

特集
▶「河野談話30年と歴史否定」
ゲスト:吉見義明さん(中央大学名誉教授)

【ゲストプロフィール】
▶吉見義明(よしみ よしあき)
中央大学名誉教授。日本近現代史専攻。日本軍が軍慰安所制度をつくり、管理統制している史料を1992年に発見・公表して以来この問題を研究。この資料の公表で日本政府の認識を変更させ、一気に「慰安婦」問題は社会問題化した。『従軍慰安婦資料集』(1992),『従軍慰安婦』(1995)、『日本軍「慰安婦」制度とは何か』(2010)等。他に『草の根のファシズム』、『焼け跡からのデモクラシー』、『買春する帝国』等。

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