【2021年冬のご寄付のお願い】「伝えたいのは、そこに生きる人の存在そのもの」——NPO法人Dialogue for People

希望や復興という言葉で、置き去りにしない
——国内・東北での取材

東日本大震災から10年——継続的に現地を訪れる中で、今になって「実はね…」と聞こえてくる声があります。震災の記憶を丁寧に受け取り、発信していきます。

「仲間でない人は死んでいい」はずはない
——国内・海外、その他の取材

無期限に続く収容、少なすぎる難民認定。入管行政のあり方は、この社会の輪郭です。誰もが等しく人権をもち、尊厳のある存在であることを、何度でも伝え続けます。

私たちの活動は、現地で取材を受けて下さる方の声を、大切に持ち帰ってくることです。けれどもそれは、その声を受け止めてくれる方、そして取材・発信活動を支えて下さる方がいてはじめて成り立つものです。それぞれの役割を持ち寄ることで、みなさまと一緒に「伝える」ことからより良い社会を目指していきたいと思います。これからも人権や個々の尊厳など、かけがえのない大切なものが理不尽に傷つけられることのないよう、活動を続けていきます。是非ご寄付を通じてご支援頂けましたら幸いです。（安田菜津紀）

私はここで、強く生きていきます

厳しく隔離されたここガザ地区での毎日は、あまりにも厳しく、そして様々な問題はあまりにも複雑です。世界のほとんどの人々がこの実情を知りません。つながり続け、声を伝えてくれること、そして知ってくれることは、私たちが日々を強く生きるための大切な力になっています。
（Amalさん／パレスチナ・ガザ地区）

あなたの街の平和は、本当の平和といえるでしょうか？

今も決して平和とは言えない私の故郷は、他の国々の安定のために、犠牲となっている地域ではないかと感じています。代わりに戦禍に巻き込まれ、犠牲者を出し、国内避難民や難民を受け入れ続けているこの現状を、一人でも多くの方が我が事として考えてくださることを切に望んでいます。
（Barzan Salamさん／イラク・クルド自治区）