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7/11開催「震災から11年、福島県双葉郡のいまを知る ~D4P Report vol.3 福島取材報告会」

date2022.5.24

categoryイベント情報

 本取材報告会は終了しました。

東日本大震災から11年。時間の経過と目まぐるしく変化する環境の中で、そこに暮らす人々はどのように日々を営んできたのでしょうか。Dialogue for Peopleは東日本大震災にかかわる取材・発信を続けてきましたが、コロナ禍に伴い、その様子を直接お伝えする機会をなかなか設けることができていませんでした。今回は取材でお世話になった現地の方々を交え、福島県双葉郡の今をお伝えします。福島に生きる人々の中で、月日の流れによって何が変わり何が変わらないのか。双方に目を留めつつ、これからの東日本大震災被災地や原発事故との向き合い方について、一緒に考えてみませんか。

● 開催概要

日時: 2022年7月11日(月) 18:30〜20:30

募集人数:
会場参加 80名(要申込・応募者多数の場合は抽選となります) 7/3 12:00 締め切りました
オンライン参加:人数制限なし(要申込・YouTube限定配信) 7/11 0:00 締め切りました

開催場所: 早稲田大学8号館B107教室(新宿区西早稲田1-6-1/早稲田大学早稲田キャンパス南門を入ってすぐ)[リンク]
及びオンライン(YouTube)限定配信

参加費: 無料(オンライン参加の場合通信費用はご負担ください)

会場参加申込締切日: 7月3日(日)12:00(正午) 
※オンライン参加申込はイベント前日まで受け付けております。

● 当日の内容

・D4Pの東日本大震災以降の東北取材、福島での取材報告
[報告]安田菜津紀
・双葉郡のいまを知る
ゲスト:木村紀夫さん(大熊町)、秋元菜々美さん(富岡町)
[進行]安田菜津紀
・トークセッション
・質疑応答

本イベントの参加に年齢制限等はございません。
みなさまお誘いあわせの上、ぜひご参加ください!

参加申し込みはこちらから!

*updated 7/11 0:00 受付は締め切りました

参加にあたっては会場参加とオンライン参加の2つの方法がございます。
報告会では、登壇者によるトークだけでなく、参加者の方々とのコミュニケーションも積極的に図っていきたいと考えています。会場参加では質疑応答の時間があり、YouTube配信ではチャット機能を使って質問をすることが可能です!

▽会場参加の申込はこちら
(7/3 12:00 申し込みは締め切りました)


※応募多数の場合は抽選となります。
※開催1週間前をめどに、event@d4p.worldから抽選結果とイベントの詳細に関するメールをお送りします。@d4p.worldのドメインからのメールの受信ができるよう、メールボックスの設定を確認ください。メールが届かない場合は、迷惑メールフォルダを確認の上、ご連絡ください。
※本イベントはリアルタイムでオンラインでの配信を行う、いわゆるハイブリッド形式での開催となります。カメラは主に登壇者を撮影しますが、客席も映り込む可能性があります。特別な配慮が必要な場合は、参加フォームにその旨をご記入ください。
※抽選の結果、残念ながら落選となった方にはオンライン配信URLをお送りします。別途のお申し込みは不要ですのでご安心ください。

▽オンライン参加の申込はこちら(受付中)
(7/11 0:00 申し込みは締め切りました)


※開催1週間前(目安)、当日に、event@d4p.worldから参加方法等の案内メールをお送りいたします。@d4p.worldのドメインからのメールの受信ができるよう、メールボックスの設定を確認ください。メールが届かない場合は、迷惑メールフォルダを確認の上、ご連絡ください。
※対面参加を希望し、落選された方にはこちらからオンライン参加の案内をお送りします。別途のお申し込みは不要ですのでご安心ください。

● 安田菜津紀、佐藤慧からのメッセージ

東日本大震災以降、被災地の取材・発信を続けてきましたが、いまだに人々が戻ることのできない「帰還困難区域」に足を踏み入れると、突然奪われた日常があまりにも生々しく刻まれた光景に立ちすくんでしまいます。東京電力福島第一原発事故が突きつけたもの、置き去りにされたままのご遺骨が眠っていること、かけがえのない日々があったということ、震災後新たに育まれる街の営みがあるということ――。ご登壇頂くおふたりの「声」から生まれる対話を礎に、みなさまと福島県双葉郡のいまを共有し、今後の取材にも繋げていきたいと思います。

● 登壇者プロフィール

木村紀夫さん(福島県双葉郡 大熊町)
東日本大震災で事故を起こした東京電力福島第一原子力発電所が立地する福島県大熊町で生まれ育つ。津波で家族3人を亡くし、父親と妻の遺体は震災後2か月以内に発見されるが、次女の汐凪(ゆうな)さんの遺骨の一部が発見されたのは震災から5年9か月後。自身の体験から防災と現代社会の豊かな生活への疑問について発信している。

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Radio Dialogue「福島県大熊町-帰還困難区域の今」(1/5)

秋元菜々美さん(福島県双葉郡 富岡町)
1998年、福島県双葉郡富岡町生まれ。いわき総合高校で演劇を学び、専門学校在学中に、双葉郡の内陸に位置する葛尾村の一般社団法人で村内ツアーの企画・運営を経験。現在は、自身の経験をもとに富岡町や双葉郡各地を語りめぐるオリジナルツアーを行っている。活動を通して出逢った俳優2人との繋がりから、富岡町に文化拠点を運営中。

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解体の痛みと、遺していくという選択肢――「ケア」のある復興を(福島県富岡町)[2022.2.24/佐藤慧]

取材報告・進行:
安田菜津紀

1987年神奈川県生まれ。認定NPO法人Dialogue for People(ダイアローグフォーピープル/D4P)フォトジャーナリスト。同団体の副代表。現在、東南アジア、中東、アフリカ、日本国内で難民や貧困、災害の取材を進める。上智大学卒。現在、TBSテレビ『サンデーモーニング』にコメンテーターとして出演中。

参加お申し込み・詳細はこちらから!


主催:認定NPO法人Dialogue for People

後援:生活協同組合パルシステム東京

後援:早稲田大学総合人文科学研究センター「過去・現在・未来をつなぐ社会構想と協働実践」研究部門

本イベントについてのお問い合わせ先: event@d4p.world

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