【イベント】「故郷の味は海をこえて 『難民』として日本に生きる」出版記念トークライブのお知らせ
date2020.1.24
categoryイベント情報
2019年11月に刊行された、安田菜津紀『故郷の味は海を越えて 「難民」として日本に生きる』の出版記念としてイベントを開催します。お誘い合わせの上、ぜひお越しいただけますと幸いです。
◆2020.2.7 Updated!
ご好評につきさらに増席いたしました!残席はわずかとなっておりますので、お早めにお申し込みください。
◆2020.2.4 Updated!
ご好評につき増席いたしました!
【トークライブ・安田菜津紀×堀潤×石川えり】オリンピックの前に考えたい難民のこと ~『故郷の味は海をこえて~「難民」として日本に生きる』出版記念
インバウンド、オリンピックと、日本に滞在する外国人は日に日に増えていますが、日本に生きる「難民」という視点で考えたことはありますか? 視野を広げ、「難民」のこと、彼・彼女らの「故郷」のこと、「日本」と「世界」のことについて、ご一緒に考えてみませんか。
東南アジア、中東、アフリカ、日本国内で、難民、貧困、災害などの問題を精力的に取材してきた安田菜津紀。2018年から2019年まで朝日新聞社「論座」に「記憶を宿す故郷の味―日本で生きる難民の人々―」を連載し、日本各地で暮らす難民の人たちが故郷の料理をふるまいながら語ってくれたことを紹介しつつ、この国の難民にまつわる問題をさまざまな角度から論じてきました。
この連載記事に加筆・修正した『故郷の味は海をこえて~「難民」として日本に生きる』(ポプラ社)を昨秋刊行しました。今回のイベントでは、論座への連載や著書の執筆を通じて感じたこと、考えたことを、ジャーナリストでTOKYO MX「モーニングCROSS」のキャスターなどをつとめる堀潤さん、日本で難民支援に取り組む難民支援協会(JAR)代表理事の石川えりさんとのトークを通じて、みなさんと一緒に深めていけたらと思います。
【概要】
日時|2019年2月10日(月)19:00~21:00(開場18:30)
会場|朝日新聞読者ホール(朝日新聞社 東京本社2F)
〒104-8011 東京都中央区築地5-3-2(詳細はこちら)
主催|朝日新聞「論座」編集部登壇者|
安田 菜津紀 (フォトジャーナリスト、NPO法人Dialogue for People副代表理事)
堀 潤 (NPO法人「8bitNews」代表、株式会社GARDEN CEO、NPO法人Dialogue for People理事)
石川 えり (認定NPO法人難民支援協会 代表理事)参加費|2,000円(税込み、開催中止の場合はお返しいたします)
定員|140名(先着順)
・申し込み期限は2020年2月10日ですが、定員に達し次第、締め切ります。
・申し込み後のキャンセルはできません。【お申し込み・お問い合わせ】
こちらの専用フォームからお願いします。
登壇者情報
安田 菜津紀
Dialogue for People副代表理事/フォトジャーナリスト
1987年神奈川県生まれ。Dialogue for People(ダイアローグフォーピープル)所属フォトジャーナリスト。16歳のとき、「国境なき子どもたち」友情のレポーターとしてカンボジアで貧困にさらされる子どもたちを取材。現在、東南アジア、中東、アフリカ、日本国内で難民や貧困、災害の取材を進める。東日本大震災以降は陸前高田市を中心に、被災地を記録し続けている。著書に『写真で伝える仕事 -世界の子どもたちと向き合って-』(日本写真企画)、他。上智大学卒。現在、TBSテレビ『サンデーモーニング』にコメンテーターとして出演中。
[Facebook/Twitter/Instagram]
堀 潤
NPO法人「8bitNews」代表、株式会社GARDEN CEO、Dialogue for People 理事
2001年NHK入局。報道番組キャスターなど担当。2012年渡米し、UCLA客員研究員、「8bitNews」設立。2013年、NHKを退局しNPO法人「8bitNews」代表に。2017年、株式会社「GARDEN」を設立し代表取締役。TOKYO MX「モーニングCROSS」キャスターなどでも活躍。
[Facebook/Twitter/Instagram]
石川 えり
認定NPO法人難民支援協会 代表理事
1994年のルワンダにおける内戦を機に難民問題への関心を深め、大学在学中、難民支援協会(JAR)立ち上げに参加。大学卒業後、企業勤務を経て2001年よりJARに入職。アフガニスタン難民への支援、日本初の難民認定関連法改正に携わり、クルド難民国連大学前座り込み・同難民退去強制の際にも関係者間の調整を行った。2008年より事務局長となり、2014年12月より現職。
難民支援協会SNS [Facebook/Twitter]
書籍情報
故郷の味は海をこえて 「難民」として日本に生きる
なぜ国を離れなくてはならなかったのか。どうやって日本にたどりついたのか。日本に暮らす「難民」とよばれる人たちがたどってきた道のりを、故郷の料理に宿された記憶からひもとくノンフィクション。日本に逃れた難民の方々は、故郷の味からどんな思い出がよみがえるのでしょうか?安田 菜津紀 (著・写真)、 認定NPO法人難民支援協会 (協力)
231ページ/ポプラ社 (2019/11/14)★本書は、朝日新聞社「論座」の連載「記憶を宿す故郷の味―日本で生きる難民の人々―」を元に執筆されました。連載でも書籍化にあたっても認定NPO法人難民支援協会の皆さんに多大なるご協力頂きました。この場を借りて御礼申し上げます。
★書籍の詳細はこちらから!プレゼントにもオススメです。
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