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Youth次世代に向けて

心の壁を超えて / D4Pメディア発信者集中講座2023課題作品 丸山結実子

心の壁を超えて

オンライン上での情報の交錯が激しくなり、とくに若者の間では活字を読む人が極端に減っていると感じています。動画や写真で伝えられる情報が多い世の中にあって、あえて詩を選んだ理由は、文字という手段で、詩とイラストを通して、限定されない解釈で今について「想像」を膨らまして考える一つのきっかけになったらと思ったためです。強さやはやさ、効率の良さ、などが重視される世の中にあり「タイパ」という表現までもが若者の中で流行っています。活字よりも動画などを好む人が多いですが、短い詩を読むことを通して、少しの間だけでもゆっくりと自分自身や社会に向き合う時間をつくることができたら良いなと思ったためです。
また、「人間」に焦点を当てたイラストの表現は、無関心さと希望が交錯する人間社会の一部を描くことによって、一目で何かを感じてもらいやすいのではないかと考えたためです。
二つを組み合わせることによって、私の言いたいことがより伝わりやすいのではないかと思っています。
 

    ▶︎表現形式:詩と手書きイラスト(ステッカーにしたいと思っています。)
    ▶︎想定される受け手:若者たち、なんらかの生きづらさを抱える人たちとイヤホンを使う人たちへ
    ▶︎制作:丸山結実子


    こちらは、D4Pメディア発信者集中講座2023の参加者課題作品です。全国各地から参加した若者世代(18~25歳)に講座の締めくくりとして、自身の気になるテーマについて、それを他者に伝える作品を提出していただきました。
     

 
 

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