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Youth次世代に向けて

「D4Pメディア発信者講座(第5期)」開催概要


「伝える」ことについて学び、考える「D4Pメディア発信者講座(第5期)」。今年も18〜29歳を対象に、11月1日と翌2日に開講しました。今年も昨年同様オンライン開催となりましたが、国内外から25名の受講者が集まり、伝えることの意義や意味、発信において配慮すべきことや、その手法について学びを深めました。

◆実施概要

実施日程 11月1日(土) 8:45~17:00
11月2日(日) 8:45~16:45
会場 オンライン(Zoom)
対象者 18〜29歳 〈※ 講座終了日の11月2日時点 〉
参加人数 25名

◆イベントレポートはこちら

◆ スケジュール

◆登壇者プロフィール(講義日程順)
◯佐藤慧(さとう・けい)

1982年岩手県生まれ。認定NPO法人Dialogue for People(ダイアローグフォーピープル/D4P)フォトジャーナリスト。同団体の代表。世界を変えるのはシステムではなく人間の精神的な成長であると信じ、紛争、貧困の問題、人間の思想とその可能性を追う。言葉と写真を駆使し、国籍−人種−宗教を超えて、人と人との心の繋がりを探求する。アフリカや中東、東ティモールなどを取材。東日本大震災以降、継続的に被災地の取材も行っている。著書に『しあわせの牛乳』(ポプラ社)、同書で第2回児童文芸ノンフィクション文学賞、『10分後に自分の世界が広がる手紙』〔全3巻〕(東洋館出版社)で第8回児童ペン賞ノンフィクション賞など受賞。

◯荻上チキ(おぎうえ・ちき)

1981年兵庫県生まれ。評論家。メディア論を中心に、政治経済、社会問題、文化現象まで幅広く論じる。NPO法人「ストップいじめ!ナビ」代表理事。一般社団法人「社会調査支援機構チキラボ」所長。ラジオ番組「荻上チキ・Session」(TBSラジオ)メインパーソナリティ。「荻上チキ・Session-22」で、2015年度ギャラクシー賞DJパーソナリティ賞、2016年度ギャラクシー賞大賞を受賞。著書に『未来を作る権利』(NHKブックス)、『災害支援手帖』(木楽舎)、『いじめを生む教室 子どもを守るために知っておきたいデータと知識』(PHP新書)など。
社会調査支援機構チキラボ https://www.sra-chiki-lab.com/

◯東小雪(ひがし・こゆき)

1985年、石川県生まれ。 東京ディズニーシーで初の同性結婚式を挙げ、日本初の同性パートナーシップ証明書を取得。 (2017年に解消) LGBT・女性の生き方・自殺対策について講演、研修、執筆など幅広く活動し、TV出演多数。 著書に『なかったことにしたくない 実父から性虐待を受けた私の告白』『同性婚のリアル』な どがある。

◯石川えり(いしかわ・えり)

認定NPO法人 難民支援協会代表理事。1994年のルワンダにおける内戦を機に難民問題への関心を深め、NGOにてボランティアを開始し、そこで日本へ逃れた難民と出会う。大学在学中、JAR立ち上げに参加。大学卒業後、企業勤務を経て2001年より難民支援協会(JAR)に入職。直後よりアフガニスタン難民への支援を担当、日本初の難民認定関連法改正に携わり、クルド難民国連大学前座り込み・同難民退去強制の際にも関係者間の調整を行った。2008年1月より事務局長となり2度の産休をはさみながら活動。2014年12月に代表理事就任。共著として、『支援者のための難民保護講座』(現代人文社)、”Cultural and Social Division in Contemporary Japan”(Routledge)、『緊急人道支援の世紀―紛争・災害・危機への新たな対応』(ナカニシヤ出版)ほか。二児の母。上智大学非常勤講師。一橋大学国際・公共政策大学院非常勤講師。

◯師岡康子(もろおか・やすこ)

弁護士。東京弁護士会外国人の権利に関する委員会委員、外国人人権法連絡会事務局長、早稲田大学非常勤講師、人種差別撤廃NGOネットワーク共同世話人、国際人権法学会理事。主著に「ヘイト・スピーチとは何か」(岩波新書、2013年)。

◯久保田徹(くぼた・とおる)

1996年生まれ。慶應大政治学科在学中にミャンマー西部にあるロヒンギャ収容区の状況を記録し、『ライトアップロヒンギャ』(2016)を制作。自由を奪われた人々のために映像を作り始める。コロナ禍の辺境で生きる人々を記録し、共同監督したNHK BS1『東京リトルネロ』(2020)にて貧困ジャーナリズム賞、ギャラクシー賞奨励賞など受賞。2022年7月にクーデター下のミャンマーにて国軍によって拘束され、111日間後に解放。帰国後はミャンマーから逃れたアーティストを支援するプロジェクト「Docu Athan(ドキュ・アッタン)」を開始し、タイ-ミャンマー国境のメーソットに拠点を設立。同地にて撮影・監督・編集を務めたドキュメンタリー、NHK BS『境界の抵抗者たち』(2024) を制作した。

◯ファシリテーター:徳田太郎(とくだ・たろう)

1972年、茨城県生まれ。法政大学大学院政治学研究科博士後期課程単位取得退学。博士(政治学)。 2003年より、「参加と熟議」をテーマに、市民活動や地域づくりの支援・促進を続ける。NPO法人日本ファシリテーション協会では、事務局長、会長、災害復興支援室長を経て、現在フェロー。その他、法政大学大学院・法政大学兼任講師、Be-Nature Schoolファシリテーション講座講師など。「いばらき原発県民投票の会」元共同代表。 著書に『ソーシャル・ファシリテーション:「ともに社会をつくる関係」を育む技法〔改訂版〕』(鈴木まり子との共著、北樹出版、2024年)、編著書に『いばらき原発県民投票:議会審議を検証する』(佐藤嘉幸との共編著、読書人、2021年)。

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